「入試のお話」

塾長日記

2月11日(火・祝)

今日はもちろん教室を開放していましたが、

それに加えて、中学2年生を対象に

「入試の話」を実施しました。

専願・併願や回し合格、

公立入試の選抜方式など、

知っておくべき内容をたくさん話しました。

 

今年度、私立専願率は35%を超え、

過去最高となりました。

大阪では既に所得制限のない無償化が

府の方針として進められていますが、

現在、国全体として無償化が議論されています。

それが全国的なニュースとして話題になることで、

「無償化」はより多くの人の意識に刷り込まれ、

更なる私立専願率の上昇につながるでしょう。

今後、公立も入試日程を早めたり、

留学・海外研修を支援したりと、

あれこれ公立人気を高めようとしますが、

おそらく「公立離れ」は多くの学校で進み、

一部の人気校以外は廃れていくでしょう。

 

私立・公立を問わず、人気校と不人気校の間の

隔たりが大きくなってきました。

そしてその隔たりは余程のことがないかぎり、

狭まることはないと思われます。

つまり「行きたい学校」に行くためには、

競争を勝ち抜くための努力が

これまで以上に必要になるということです。

 

今後も入試システムはもちろん、

生徒・保護者、そして高校側の考えや

トレンドにも注意を向ける必要がありそうです。