漢字検定

塾長日記

6月15日(日)
今日は漢字検定を実施しました。
在籍生はもちろん、その兄弟姉妹の方も
検定を受けに来ていました。

かなり前からしっかり準備していた人は
解答用紙がビッシリ埋まっていました。
きっと合格間違いなし!

「せんせー、プリントちょうだい!」と
直前になって大慌てで言ってきた人は・・・
大丈夫かなぁ。

古くはワープロから携帯電話、
スマートフォンまで、今の世の中は
手書き以外の入力が多くなり、
そのほとんどは変換機能があります。
「スマホあるから漢字なんて要らん!」と
考えてしまう人が増えるのも当然です。

けれども、そういう世の中だからこそ、
正しく漢字の読み書きができることが
今まで以上に重要になると思います。
世の中、「多くの人ができないこと」が
重要視されるからです。

外国語を話せる人が
就職等で優遇されてきたのは、
「話せる人が少ない」からです。
(これからはわかりませんが)

正しい漢字の読み書きが無価値、
あるいは低価値だという認識が
一般化した世の中では、
それができる人の数は少なくなり、
そのことが希少価値につながるのです。

「正しい漢字の読み書きができること」、
「長い文章を苦にせず読めること」などは、
現在の小中高生、あるいは大学生レベルでも、
得意な人は減少の一途をたどっています。
他者を評価する立場の人間(人事の方など)は、
他にない価値を持った人材を探しています。
デジタル万能と思われる時代にこそ、
アナログに長けた人に価値が生まれます。

とまあ、小難しい話はおいといて。
漢字、そして言葉を知ることは
人生の楽しみを増やすことにつながります。
人生を豊かにするためにも、
漢字や言葉の学習は大切だと思います。