一人の生徒がプレゼントを渡してくれました。
中には本格的なコーヒーと手紙が入っていました。
コーヒーは近くに新しくできた焙煎所のもので、
そこは一度行ってみたいと興味を持っていたお店でした。
今日さっそくいただいたところ、品種の特長がしっかり出た、
本当に香りも味も素晴らしいものでした。
そして手紙には
「先生に諭されて自分の良くない点を正すことができた」
ということが書かれてありました。
それを見て、嬉しさはもちろん、ほっとする気持ちも湧きました。
塾というのは勉強を教えて成績を上げるのが第一義ではあります。
けれどもそのためには、勉強に限らない物事への取り組み方、
考え方を変える必要が往々にしてあります。
そこを生徒たちにどう伝えるかというのは本当に難しいところです。
ただその時に「これを放っておくのはこの子のためにならない」、
「ここで注意しておくことはこの子の成長につながるはずだ」という気持ちを
持って接することが大切だと思っています。
もちろん言葉選びや口調など、配慮すべきことはたくさんあります。
それでもやはり「気持ち」がないと真意は伝わらないような気がします。
もしかすると「いちいちうるさいなぁ」、「放っといてよ」と
思われるかもしれないという不安ももちろんあります。
それでも保護者の方にお預けしていただいている以上、
成長してもらえるように働きかけるのが私の義務だと思っています。
彼にとって、私の働きかけが今後の助けになってくれることを望みます。
これからもどんどん「しっかり者」になっていってください!
手紙もプレゼントも、どちらも本当にありがとうございました!!