夏期講習中に中学2年生・3年生を対象に実施した模擬試験の結果が出ました。
毎年ですが、3年生に比べると2年生の結果はやや低調です。
その理由の第一は「きちんとした模擬試験を受けるのが初めてだから」。
出題範囲はある程度わかっていますが、ほとんどの生徒は模擬試験、
ひいては入試問題の難度がどの程度のものなのかわかっていません。
ですから当然、きちんとした準備をするのも難しくなります。
第二は「緊張感・真剣さの欠如」です。
やはり3年生と比べると、2年生は受験に対する意識がまだまだ薄く、
具体的な目標を持っている生徒も多くありません。
2年生に対して模擬試験を実施する理由は、これらを早く体験・実感してもらいたいからです。
3年生になってから「模試って難しい!」、「入試問題ヤバい!」では遅すぎます。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」、そして「先んずれば人を制す」。
今回の結果を自らの成長の糧としてもらえるよう望んでいます。
現3年生も、2年生の時に受験した模試の結果はあまり芳しくありませんでした。
しかし今回は見違えるように良くなっていました。
1年前の反省をもとに努力を続けてくれた生徒がたくさんいたという証拠です。
2年生もセンパイたちを見習って頑張ってください!