今日から新年度通常授業が始まりました。
春期講習から同時にスタートを切った新中学1年生ですが、
既にきっちりやる人とサボりがちな人との間で差が生まれつつあります。
1学期中の英語は単語を覚えるのが中心になります。
そこで単語を覚えることをサボってしまうと、後々まで大きな悪影響を与え続けることになります。
旺宣学院では発音を通して単語を覚えてもらうようにしています。
よくあるのが「何回も何回もノートに単語を書き写す」という暗記法。
これは非効率的、というより意味の無い行為です。
「書く」という行動はアウトプット、つまり持っている知識を表に出す行動です。
一方「覚える」という行動はインプット、頭にない知識を自分のものにする行動です。
「覚える」ためにアウトプットを繰り返すことが良い方法でないことは当然です。
「覚える」ためには「よく見る」、「声に出して読む」。これで十分です。
このとき、例えば「baseball」を「バセバ11」のような語呂合わせで覚えるのは最悪です。
「base」の部分は「e」を読まずに「a」をアルファベット読みする。
「al」は「オー」、「all」で「オール」と発音する。
こうしたことを意識しながらよく見て、しっかり発音する必要があります。
そしてもう一つ大切なことは、間を空けて反復すること。これでインプットが進んでいきます。
そして確認のために「1回」書いてみる。書ければOK、書けなければ再度反復に戻ります。
学習時間は毎日5分程度で十分です。大切なのは反復、これはゼッタイです。
覚えていない単語を溜め込んで、2時間まとめて学習しても効果はありません。
「困難は分割せよ」byルロイ修道士、これは勉強についても言えることです。