4月6日(月)坊主頭&読書のお願い

塾長日記

とにかく外出を避けているワタクシ、塾長ですが、長らく散髪にいけない状態が続いていました。

散髪中はマスクを付けるわけにもいかず、感染リスクが高く感じられるからです。

当然、髪はボーボー伸び放題。髪が長くなると、髪や顔を触ってしまうことが多くなり、

ウイルス感染の危険性も高まってしまいます。

そこで一念発起、ネットでバリカンを購入、バリバリっと丸坊主にしてしまいました。

無反応の生徒もいますが、ゲラゲラ笑ってくる生徒、触ろうとしてくる生徒もいます。

散髪屋に行かず、自分で坊主頭にしたからといって、感染リスクはゼロにはなりません。

おそらく感染予防効果は1%にも満たないでしょう。

でも、もしその1%を怠ったがために感染を広げてしまったとしたら。

もしこの1%のおかげで生徒たちを感染から守れたとしたら。

マスク着用、手洗い・うがい、外出自粛、換気、机や椅子の消毒・・・・・・

1つ1つの「%」を積み重ねていくことで、感染の予防は構築されていきます。

そして常にそういったことを考えることが、感染予防に対する意識を高めることにつながります。

今後も油断なく、出来ることに全力を尽くし、小さな「%」を積み重ねていきます。

ところで、小・中学校が休校になり、子どもたちの勉強面での心配が増大しています。

もちろん学校の課題や塾の宿題なども重要です。

けれども今やるべきことは「読書」です。一日1~2時間、しっかり本を読むこと。

これはあらゆる教科の勉強にプラスの効果を生むことはもちろん、

知識や教養のある「立派な大人」になることにも大きく寄与します。

もちろん子どもたちに「本を読め!」と一方的に押し付けてもなかなか上手くいきません。

大切なのは、ご家族の方が同じ本を読んで、意見や感想を共有することです。

映画を見た後、良かったシーンや怖かった場面について語り合うことはよくあります。

それと同じことを、本を読んだ後にも行います。

子どもたちは単なる「読書」には意義を見出しにくいのですが、

「意見の共有」があると意外にも食いつきやすいものです。

子どもの読書意欲は自然に芽生えるのを待つものではありません。

「読書は楽しいものだ」ということを教えるのは大人の義務です。

せっかくの長い休み、「災い転じて福となす」ことができるように、

有意義に過ごしてもらいたいと思います。