3月11日(木)2021年度 公立 数学C問題 解説

塾長日記

とりあえず解きました。最善の解法ではないかもしれません。

2021年度 数学C問題の解説は⇒こちら

出題範囲の削減など、いろいろあった今年の公立入試。

とりあえずの感想です。

〔数学〕

B問題は「易しい」、C問題は「かなり易しい」と感じました。

今回の入試で範囲の削減が最も大きく影響したのが数学です。

何といっても「三平方の定理」がないのは前代未聞のこと。

多くの私立入試が三平方の定理を「計算としては」使わないのに対し、

公立入試は「考え方として必要ない」問題になってように思います。

ただ、C問題に関しては関数などの問題もそれほど難しくありませんでした。

今年はC問題であっても、合格のためには例年よりも高い得点率が必要になるでしょう。

〔英語〕

B問題は例年と変わらず。

C問題は例年と比べると「相対的にはやや難しい」という感じですが、

純粋に今年の問題だけを「絶対的に」見ると「かなり難しい」です。

現在、英検2級を持っていると「8割の得点」に読み替えられます。

正直、C問題で8割を取るよりは、何度もチャレンジできる英検2級の方が

易しいのではないかと思います。

中学校の英語の勉強をどんなに頑張っても英検2級は取れないでしょう。

このシステムが本当に正しいのかどうか、疑問に思います。

〔国語〕

B問題・C問題ともに例年と変わらず。

すこーしだけ形式が違うところがあるだけでした。

〔理科〕

例年と同じ。ここ数年続く「問題をしっかり読めば誰でもできる」タイプの問題も

変わらず出題されています。(酸化鉄の問題など)

今後もこれが正解できるかどうかがポイントになるでしょう。

〔社会〕

例年とあまり変わりませんが、個々の問題で見ると、

「細かいなぁ」と感じるものもありました。

教科書のかなり細かい部分(図表や写真、注など)も見ていく必要があります。